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    STAFFスタッフ紹介

    スタッフ紹介

    川崎市麻生区、イオン新百合ヶ丘店3Fにある「C&Cデンタルオフィス」は治療精度にこだわる歯科医院です。ご来院の皆さんのお口の健康がずっと保たれるように日々診療するスタッフと、治療にマイクロスコープを活用する理由をご紹介します。マイクロスコープの3つの特徴が大きなメリットをもたらすのです。

    院長 山田 貴雄

    院長 山田 貴雄

    経歴 2003年 鶴見大学歯学部 卒業
    2005年 C&Cデンタルオフィス 勤務
    所属団体 顕微鏡歯科学会
    日本顎咬合学会

    矯正医 武藤 憲生

    矯正医 武藤 憲生

    経歴 2003年 鶴見大学歯学部 卒業
    2004年 鶴見大学大学院 入学
    2008年 鶴見大学歯科矯正学 講座研究員
    2010年 鶴見大学大学院矯正科 臨床助手
    所属団体 日本矯正歯科学会

    MICROSCOPE私がマイクロスコープを使用する理由

    私がマイクロスコープを使用する理由

    こんにちは。川崎市麻生区、イオン新百合ヶ丘店3Fにある歯医者「C&Cデンタルオフィス」の院長、山田貴雄です。当院が大事にしていることの1つは「治療部位を長く保つこと」です。そのためには治療精度を高めることが求められます。そのための工夫の1つがマイクロスコープの活用です。治療部位を目視し、把握したうえでさまざまな処置を1つ1つ確実に行うために欠かせないツールです。

    マイクロスコープには3つの機能があります。それがexpansion(拡大)、illumination(照明)、documentation(記録)です。

    1:expansion 拡大

    1:expansion  拡大

    マイクロスコープは治療視野を20倍にまで拡大できるので、入ってくる情報量を莫大に増やせます。通常の肉眼で「見ながら」の処置――これは実際には「見えない」ために「経験」と「勘」に頼っていた困難で不確かな治療――から、拡大視して「見える」部分をしっかり処置すればよい、確かな治療へシフトできます。「見えない」から取り残してしまっていたむし歯や感染源も、「見える」ので残さずキレイに除去でき、逆に「見えない」から「勘」で削りすぎてしまっていた歯は、「見える」から余分なところを削らずに済みます。そうして歯を守るのです。「見える」ということは、それだけで有益なのです。

    2:illumination  照明

    2:illumination  照明

    マイクロスコープには100,000ルクスにもなる照明があります。これにより暗く細長い根っこの管(根管:こんかん)の中を明るく照らせます。明るく照らされた状態なら、むし歯になっている歯の微妙な色の違いやクラックライン(亀裂線)などがわかります。暗いままでは微妙な色の違いなどが判断しづらいのです。

    たとえば、暗い部屋の中で色を使い分ける細かい作業ができるでしょうか? ほとんどの方ができないでしょう。しかし、明るい電灯が点いた部屋ではほとんどの方が正確に色の使い分けができるでしょうし、さらに眼鏡をかけないとはっきり見えない方なら、眼鏡をかければもっとかんたんに正確にできるでしょう。マイクロスコープとは、いわばそういうことができる道具です。

    しかし、拡大し明るくすると、前述したように莫大な情報量が入ってきて、見たくないものまで見えるともいわれています。そのため歯科医師のやるべきことが増えてしまうので、1回の治療時間は従来の2~3倍ぐらいかかってしまいます。ただ通常の治療は、それだけ不備が多いともいえるのです。

    2:illumination  照明

    上の写真が肉眼でのイメージです。根の形は何となくわかりますが、暗くて詳しいことはわかりません。

    2:illumination  照明

    マイクロスコープ(16倍)で見ると明るくはっきりと見えます。

    3:documentation 記録

    マイクロスコープには、一眼レフカメラやビデオカメラなど記録装置の装着が可能で、治療の様子を静止画や動画を記録できます。この静止画や動画を、下写真のように治療の前や終わりに一緒に見て治療の説明をいたします。

    3:documentation   記録

    すると、「どこにむし歯があるのか」「どこに歯石があるのか」など、悪いところを患者さんが自分自身の目で確認でき、現状を把握できます。また、どんな治療がされたのかも確認できますので、透明性のある治療ができます。

    歯科治療は治療しているところが見えない診療科目の1つです。従来の治療では、どのようにむし歯治療をしたのか、根の治療をしたのか、歯科医師の話だけで見られません。しかし、マイクロスコープで記録すれば、実際に目で見て確認できるのです。

    3:documentation   記録

    プラーク(歯垢)の減らない患者さんに、「この部分にみがき残しが多いので歯みがきをしっかりして来てくださいね」と、お話するだけでは、状態がなかなか変わらないことが多いですが、マイクロスコープの映像で実際のみがき残しの状態を見てもらうと、次回診療時には、格段に磨き残しが減っていることがよくあります。
    「百聞は一見に如かず」
    といいますが、実際に、見ることの説得力は大きいのです。